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本当に良い眠りとはなにか

睡眠の質を高めるために必要な、睡眠本来の役割や働きについての知識をまとめました。脳や身体の疲労を除去する・ホルモン分泌を促すなどの働きのほか、副交感神経との関係性についてもチェックしておいてください。

睡眠の質を高めるために、睡眠の役割を知ろう

よく「睡眠の質」と言われますが、睡眠の良し悪しはなかなか分かりにくいものです。一般的に、睡眠の質は「睡眠時間×眠りの深さ(質)」で判断されます。どちらかが欠けても、良質な睡眠は得られないのです。

簡単にできる判断としては、朝起きた時に熟睡感があるかどうか。上質な睡眠がとれるとスッキリと目が覚め、心身の活力がみなぎってくるのが分かります。

では、質の高い睡眠を促すにはどうしたらいいのでしょうか?これにはまず、睡眠が本来持っている役割・働きを知る必要があります。

脳・心身の疲労を取り除く

睡眠には、日中の仕事や勉強で蓄積した疲労を取り除く働きがあります。熟睡することで大脳は休息し、その機能を調整。再び、正常な指令を全身に送るようになります。

睡眠が不足したり質が悪いと、大脳は疲労を解消できずさまざまなトラブルが発生。集中力の低下・頭痛・倦怠感・感情のコントロール不全など、さまざまな症状に見舞われることがあります。

ストレス物質を除去する

生活の中で、人は知らず知らずのうちに多くのストレスを受けています。その精神的疲労を、睡眠はリセットしてくれるのです。

睡眠時に脳でつくられる睡眠物質は、神経細胞から発生する活性酸素を分解・除去。神経細胞の機能を回復させ、ストレスに強い身体づくりを促します。

ホルモン分泌の促進

睡眠時に分泌されるホルモンは多数ありますが、代表的なものは成長ホルモン。成長ホルモンには細胞を修復・再生する働きがあり、肌の再生・骨形成・筋力のアップ・新陳代謝の促進などに大きく関与しています。

成長ホルモンは、子供だけでなく大人にとっても重要なホルモン。不足すると体内に老廃物が蓄積し、疲労・老化・免疫力の低下など、さまざまなトラブルが発生します。

免疫力の増強

睡眠には、免疫力をアップさせる働きもあります。睡眠時に副交感神経が優位になるとリンパ球が増え、細菌やウイルスに対する抵抗力がアップ。

無呼吸症候群などで交感神経が興奮しているとこの働きが期待できなくなるため、風邪や病気にかかりやすくなってしまいます。

睡眠と副交感神経の関係

副交感神経とは自律神経の1つであり、リラックスした状態のときに優位となるもの。対して交感神経は緊張している状態のときに優位となるものです。

睡眠の質を高めるには、交感神経から副交感神経への切り替わりが大切。これがきちんと切り替わらないと熟睡できず、深い眠りを得ることができなくなります。眠っているつもりなのに熟睡感がない…というのは、睡眠時に交感神経が働いてしまっている証拠。

無呼吸症候群・歯ぎしり・骨格の歪みによる緊張などがあると心身はリラックスできないため、起床時に疲労や頭痛を訴えることが多くなります。まずは根本的な原因を突きとめ、改善・治療を進めることが大切です。

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