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症状その2:昼間に居眠りしてしまう

このページでは、睡眠時無呼吸症候群と日中の居眠りの関係を調べています。

その居眠りは無呼吸症候群のせいかも…?

何らかの理由で上気道が塞がれ、睡眠中に無呼吸状態を繰り返してしまうのがSAS(睡眠時無呼吸症候群)です。

人間は例え睡眠中でも、呼吸を続けなければ生命を維持できません。このため無呼吸状態が続くと、自然な反応として覚醒が導かれるため、SAS患者の眠りは常に浅い状態です。

基本的に寝不足なのですから、日中にも眠気が襲ってくるようになります。人によっては会議や商談などの重要な場面で居眠り状態となり、周囲を唖然とさせることも。大失敗を犯す前に、真剣に症状の改善を目指す必要がありそうです。

眠気を無理矢理抑えるのも危険!

SAS患者の中には、ドライバーなど「居眠りは絶対にできない」という職種に就いている人もいます。彼らは眠気対策に長けているため、あらかじめ缶コーヒーや眠気覚ましドリンクなどのカフェイン飲料を、大量に常飲しています。

しかしこうした試みは対処療法のようなもので、異常な眠気の根本的な解決にはなりません。また糖分を非常に多く含むカフェイン飲料を摂取し続けた結果、肥満が進行してSASをさらに悪化させてしまうこともあるのです。

ナルコレプシーと誤認しないよう注意

SAS以外にも、日中の強い眠気を誘発する病気があります。それが「ナルコレプシー」。日中の強い眠気だけでなく、脱力発作を伴うことがあり、さらに入眠時に幻覚を見たり、就寝中に程度の強い「金縛り」状態に陥ってしまう病気です。

その原因ははっきりと究明されていませんが、病院での診療で、ナルコレプシー患者か否かの判断は可能。その場合は薬剤の処方などで治療が進められます。

SASとは対処法が違うので、ナルコレプシーの疑いがある場合は、しっかりとした検査を受けるようにしましょう。

無呼吸症候群患者の居眠りに関するデータをチェック

SAS患者の居眠りに関するデータを見てみましょう。まず「臨床精神医学1998」によると、居眠り運転の経験があるSAS患者の数は、一般の人に比べて4倍も多くなっているそうです。

また居眠り運転で事故を起こした人の中で、SAS患者の占める割合は、健常者の7倍に及んでいたという調査結果もあります。

SASを放置した結果、人生を大きく狂わせてしまうこともあると、心しておきましょう。

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参考文献