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治療の流れ

睡眠時無呼吸症候群のCPAP治療の流れを、問診~簡易検査・精密検査まで順を追って解説していきます。おおよその費用の目安や、保険適用となる条件についても必見です。

睡眠時無呼吸症候群におけるCPAP治療の流れ

CPAP療法が開始されるまでには、一般的に以下のような段階を踏むことになります。睡眠時無呼吸症候群の恐れがあるからといって、すぐにCPAPを始められるわけではありません

1.受診・問診

無呼吸症候群の検査を行っている病院にて、専門医に相談。自覚症状や眠気などのチェックを行います。

2.自宅での簡易検査(スクリーニング)

簡易型のPSGを自宅に持ち帰り、1~2晩ほど検査を行います。無呼吸の回数・いびきなど呼吸の様子・血中酸素飽和度などをモニタリング。検査結果はAHI(無呼吸低呼吸指数)で表され、その数値によって治療や精密検査の必要性を評価します。

3.PSG検査(入院による精密検査)

簡易検査で異常が認められた場合、医療機関にてPSG検査を受けます。医療機関に一泊し、頭部・顔・身体に必要な機器を取りつけて睡眠状態の詳細をモニタリング。脳波・呼吸・眼球や筋肉の動きなどのデータを収集し、無呼吸症候群かどうかの確定を行います。

4.治療開始・機器の選択

PSG検査で無呼吸症候群であると診断された場合、CPAPやマウスピースでの治療が行われます。CPAP装置には、大きく分けて固定タイプ・オートタイプ・Bilevelタイプの3種類があり、症状によって専門医が選択。

マスクには鼻タイプ・鼻孔タイプ・フルフェイスタイプがあり、頭部の骨格などに合わせて選んでいきます。

5.自宅にて使用開始

使用方法やケア方法をレクチャーされた後は、当日からCPAPを装着して就寝。毎日継続して使用します。

6.月1回の定期検査・メンテナンス

月に1回定期検査を行い、CPAPがうまく装着されているかどうかを診断します。

費用の目安

睡眠時無呼吸症候群の治療は、中等度以上と診断された場合に健康保険の適用対象となります。

CPAP治療は、3割負担の患者さんで自己負担額5,000円/月ほど。必要な機器は、医療機関からレンタルして使用することになります。

ただし、健康保険適用で治療を続けるには、月に1度のの定期検査を受けることが必要。これを怠ると保険適用とならないため、注意が必要です。

また、大幅な体重の増減などがあると、装置を再度調整することも。この際には、別途料金が必要となります。

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