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CPAPとBIPAPのちがい

CPAPとBIPAPの違いを理解すれば、自分の症状にあった治療法のヒントがみえてきます。正しい治療を行うために必要な情報をお伝えします。

BIPAPとは

BIPAPとは、換気モードの一般的な呼び方を指します。ちなみに「I」が大文字から小文字に変わり、BiPAPになると特定の商品機器を指すことになるので使い分けられています。ここでは換気モードであるBIPAPを説明します。

いわゆるオートタイプのCPAP装置のことで、上限と下限の2の空気圧を設定することができるので、状態の変化に対応してくれます。

具体的には、息を吸い込む時には空気圧を高め、吐く時には圧を低くし、呼吸状態に合わせて補助をしてくれます。

CPAPは空気圧の設定が1つで、常に一定の圧力を送り込みますが、変化に対応できないため、呼吸状態に合わせて自動で変動してくれるBIPAPが一般的に有効かもしれません。

CPAPとBIPAPのちがい

両者のちがいは、圧力設定の数です。

CPAPは基本的に1つの設定しかできませんが、BIPAPは2つの設定をすることができます。これが、BIPAPがオートタイプと呼ばれるゆえんです。ただし、自動で空気圧を調整してくれるBIPAPは便利ではありますが、どちらが良いという決め付けはできません

両者の特性と自分自身の症状を理解した上で、使い分けをすることが重要になります。

睡眠時無呼吸症候群には2つのタイプがあります。気道に空気が通るスペースがなくなって呼吸ができなくなる「閉塞性睡眠時無呼吸」(OSA)と、気道に問題がないにもかかわらず脳から呼吸命令が出せなくなってしまう「中枢性睡眠時無呼吸」(CSA)です。無呼吸症候群患者のおよそ9割が前者に該当し、後者は数%といわれています。

2つの圧力設定をすることができるBIPAPは、心不全を伴うタイプの「中枢性睡眠時無呼吸」(CSA)に有効といわれ、一方、一定の圧力を送り込むCPAPは、とくに気道が塞がりやすいタイプの「閉塞性睡眠時無呼吸」(OSA)に有効といわれています。

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